プチ・ガーデニング

サボテンや多肉植物を部屋に置き始めたのは一昨年末くらいからだっただろうか。
今の部屋に住んで十数年。家具も住み始めた頃に適当に買ったラックやカラーボックスのままだったものを、新しい仕事にも慣れて落ち着いたタイミングで見直しはじめた頃だ。
前にも小さなパキラの苗木やエアプランツ、ミニバラを買ったりしていたけれど、パキラは水のやりすぎで5年くらいで幹を腐らせてしまい、エアプランツは乾燥に耐えきれずカリカリに、ミニバラは夏の暑さにやられて葉が全て落ちてしまった。
多肉植物は水をあまり頻繁にやらなくて良いし、ぷっくりした見た目が可愛い。株分けや葉挿しで(クローンを)増やすこともできるけど、しっかり見ていないと徒長したり根腐れする。参考にしていたアカウントの主さんは「日当たりと風通し、毎日観察する事が大事」なのだと仰っていた。本当にその通りだ。

うちの子たちの一部

冬に入る前に上手く株分けできたと思っていたが右手前の子(おそらく七福神)が瀕死…悲しい。チワワエンシスの葉挿しは今のところ大丈夫そうだけど…無事に育ってほしいな。
今や親株となった子たち、七福神以外は100均やホームセンターでお迎えした。当初は型崩れしていたけど日に当てて、枯れた部分を取ってあげたら少しずつきれいになっていった。手入れすると変わるものなんだなぁと写真フォルダを眺めてしみじみ。

多肉ではないけど実家で分けてもらった土から出てきた子もいる。
今からの次期、実家の庭を占拠するノースポールとオキザリスだ。最初は「雑草かな?」と思って抜くことも考えたけど、どんなものが咲くのか興味がわいて育ててみることにした。双葉がでて、本葉が出て、そんなタイミングで母が部屋に来たので見せたら「あぁ、これノースポールでこっちがあれよ、よく生えとるじゃろ、ピンクの花。オキザリス」と即答された。流石、一日中土いじりしているだけある。
そんなノースポールも成長。そしてついに先日、花を咲かせた。

今日のノースポール。徒長気味で背高のっぽ

たった一輪だけど咲くと嬉しい。あと二つある蕾が開くのが楽しみすぎて毎日見ている。
そしてよく見ていると中心部分が台風みたいに渦をまいてるように見えてきた。

咲きはじめた頃

調べたら中心の黄色はおしべではなく、あれ一つ一つが花なのだとか。確かに、咲きはじめの頃を見ると外から華が開いてる感じ…実家にいる時は当たり前に近くにあったので興味すらなかった。

オキザリス。この花は4輪目

オキザリスは、カタバミの仲間らしい。日があたると開いて夕方には閉じる。それを数回繰り返し、枯れる。
花言葉は「輝く心、決してあなたを捨てません」

もう何年も新しい場所に引っ越したいなという気持ちを持っていたりする。狭くて収納もほとんどない部屋だけど、立地と日当たりが良くて何となく離れがたい。賃貸情報サイトを眺めては「やっぱりまだ引っ越ししなくていいか」なんて毎回ページを閉じる。

 

昨日は眠すぎてTV見ながら寝落ちしていた…ほぼ毎日だけど。
Eテレの『100分de名著』興味深い話をしているなぁと思いながら寝た。
今回の小野先生、伊集院さんの「僕はこう捉えました。こんな感じですよね。」みたいな返しに「そういう発想はなかった!」って熱量高めに返すところがいい。解説はするけど一緒にひも解いてみましょうみたいな姿勢が素敵だ。
伊集院さん賢い人だなぁと改めて思う。自分なりに噛み砕いて言い換えられる観察眼とボキャブラリー、人当たりの良さ、理化できないことはちゃんと言うところ。取り入れたことを適切にアウトプットできるのはすごいなぁ…と賢くない私は思う。
インプットよりアウトプットが大事、そういえば先輩が言っていたな。